株の動き 2026/06/30(火)

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2026/06/30(火)

四半期末の「お化粧買い」で日経先物7万円回復、7月相場の地合い変化に警戒

コード銘柄方向コメント
- キオクシア 逆張り 5日連続陰線で4.05%下落。信用買い残が過去最大水準まで膨らみ需給が最も重い状態。本日PTSはわずか上昇程度。移動平均線への回復が焦点。
9984 ソフトバンクグループ 逆張り 直近安値を割り込み、信用買い残・信用倍率ともに急上昇で需給が重化。本日PTSは大きめの反発期待も、移動平均線超えが回復の条件。
8035 東京エレクトロン 順張り 前日の売買ランキングで上位に浮上し強い動き。半導体関連の買い戻し継続が焦点。本日も半導体株のバランスを確認したい。
6976 太陽誘電 順張り 前日の売買ランキング上位。AI株売りの中でも買われた銘柄として注目。引き続き上昇継続できるかが確認ポイント。
- アルファベット(米国株) 順張り ダウ採用初日に4.82%高。ナスダック・ダウ双方への構成率が高く指数押し上げ効果大。ただしチャート上はまだ本格回復とは言えない水準。

四半期末・最終営業日の特殊需給

6月30日は6月・第2四半期の最終営業日にあたる。この日に注目が集まった理由は「お化粧買い」だ。機関投資家が四半期末に運用成績を良く見せるため、保有銘柄の株価を支える目的の買いが入りやすいとされる。配信者は「特別な材料があるわけではない」としながらも、本日の上昇の背景にこの需給要因があることを明言した。

前日の日経平均と米国株の振り返り

前日の日経平均は終値+107円と小幅高だったが、日中は約1300円の大幅下落で一時6万8000円を割り込む荒れた展開だった。それでも終値では6万9000円台を回復し、先物は7万円台を維持している。「底がというか、やっぱり強い」という表現が示すように、配信者は下値の底堅さを評価している。

米国株は全指数が上昇という久々の展開。アルファベットがダウ平均に採用された初日に4.82%高を記録し、ナスダック・ダウ双方の指数を押し上げた。また先週末に5%超の下落となっていたSOX(フィラデルフィア半導体株指数)に買い戻しが入ったことも地合い改善に寄与した。中東情勢では米イランが一時停止で合意し、リスクオフ一巡も支援材料となった。

日経先物は1000円超の上昇、7万円台回復へ

本日朝時点で日経先物は約1000円高を示しており、7万円台への回復が視野に入る。ドル円は161円94銭と162円に接近しており、介入警戒感は高まっているが、足元では円安が株価の追い風になっている側面もある。

個別銘柄:需給に要注意の2銘柄

キオクシアは5日連続陰線で4.05%の下落。信用買い残が直近で最大水準まで積み上がっており、「今までで一番需給が重たい状況」と配信者は指摘する。信用倍率も高まっており、チャートが移動平均線を回復できるかが焦点だ。

ソフトバンクグループは直近安値を割り込む下落が続き、信用買い残・信用倍率ともに重化。本日のPTSでは大きめの反発が期待されるが、移動平均線等を超えてこられるかどうかを慎重に確認する必要がある。

一方で前日に強かったのが東京エレクトロン・太陽誘電などの半導体周辺銘柄とIP関連・ソフトウェア関連。米国でのソフトウェアセクターの買い戻しを受けた動きで、本日も継続できるかが重要なチェックポイントとなる。

チャート分析:指数別の一目均衡表評価

S&P500は雲を上抜けて基準線・RSI50も回復しており、「いい状態に変わった」と配信者が評価する数少ない指数の一つ。ラッセル2000も高値圏を維持し強い。対照的にナスダックは雲の中に戻ったもののRSI50・転換線・基準線いずれも未回復で、「もう少し様子を見る必要性が高い」とされた。SOXは基準線と転換線の間での攻防が続き、上方ブレイクが安心感の広がる条件とされている。

7月入り後の変動リスクに備える

本日の上昇がお化粧買い主導とすれば、7月に入った瞬間にその買いが剥落するリスクがある。また今週の雇用統計は通常の金曜日ではなく木曜日(7月2日)の発表となる点も見落としてはならない。需給が重化した銘柄を抱えながら月変わりを迎えるだけに、地合いの変化を敏感にとらえる姿勢が求められる局面だ。

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