株の動き 2026/07/19(日)

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2026/07/19(日)

損失を経験に変える:知識×経験と分散配当で安心感を築く投資術

コード銘柄方向コメント
- キオクシア相当(売買代金圧倒的首位の半導体株) 中立 金曜日にストップ安。6月後半からの半導体急落の象徴。安易な反発狙いは禁物と警告。
- 半導体株全般(SOX指数連動) 中立 長期トレンドを大幅超過した急騰後の調整局面継続。底値拾いより静観が基本方針。

半導体株急落が突きつける問い

7月18日(金)の日経平均株価は2,694円安と大幅下落した。売買代金首位の半導体関連銘柄がストップ安を記録するなど、6月後半から相場の流れは大きく変わっている。損失を抱えた投資家が急増している今、「損をしたこと」をどう次に活かすかが問われている。

投資でうまくいく2つの基準:知識×経験

配信者・森口氏が提示する成功の公式はシンプルだ。「知識かける経験」——ただし、この掛け算は右肩上がりの成果を約束しない。むしろ失敗の経験こそが長期的な投資力を左右する最大の要素だと強調する。

氏自身、2011年に株式投資を始め、アベノミクスの追い風を受けて3万円の元手を2015年までに1,000万円超へと成長させた。しかし信用取引に手を出した結果、2015年8月のチャイナショックで追証が発生し資産を全て失った。その後、奥さんの積み立て実績に触れて長期積み立ての威力を再認識し、個別株と積み立ての組み合わせで資産を再構築した。コロナ禍にはデイトレードでマイナス100万円の月を3ヶ月連続で経験するなど、試行錯誤を経て現在の「守りながら攻める」分散投資+配当金戦略に辿り着いた。

2つの相場格言が示す現実

S&P500のチャートはコロナショック安値と2025年安値を結ぶ2本のトレンドチャネル内で推移しており、長期上昇トレンドは崩れていない。チャネル下限への調整は許容範囲と捉えられる。

一方、SOX指数(半導体株指数)はまったく異なる絵を描いていた。同じコロナ安値起点のトレンドラインと比較すると、2025年後半から急速に角度が増し、2026年に入ってとんでもない水準まで上昇した。ここで2つの格言が問いかけてくる。

「山高ければ谷深し」——あれほどの急騰があったなら、谷もそれ相応の深さになりうる。半導体株の下落がどこで止まるか、楽観視は禁物だ。

「頭と尻尾はくれてやれ」——最安値で買い最高値で売ることは、15年の経験を持つ氏でも「無理に近い」と言い切る。上昇の恩恵を一部だけ受け取れれば十分という姿勢が、長続きする投資を支える。

今損している人へ:問い直すべき一点

「あなたは何のために株式投資をしていますか?」と森口氏は問いかける。多くの人の出発点は「お金の不安を減らすため」のはずだ。しかし半導体株で大きな損失を出した結果、以前より不安が増していないか——そこを正直に振り返ることが次の一手につながる。

やればやるほど不安が増す投資は本来の目的から遠ざかっている。逆に、やればやるほど安心感が積み上がる投資——それが分散+配当を軸とした長期戦略の本質だ。信用取引を使わない、余剰資金の範囲内に収める、長期目線で積み立てを続ける。これらは地味に見えて、退場リスクを排除し、下落局面さえも「口数の増えるチャンス」に変える力を持つ。

損失は経験に変えられる。今回の急落を投資の目的と方法を見直す契機にできれば、長い目線では必ず糧になる。

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