AI決算ラッシュ本番、キオクシア動向に注目
| コード | 銘柄 | 方向 | コメント |
|---|---|---|---|
| - | キオクシア | 順張り | 決算通過後に陰線も前日+4.24%、加工トレンドライン上抜けで強い形。サンディスク決算の影響を注視。 |
| - | ソフトバンクグループ | 中立 | 前日+13%超で25日線回復、信用買い残は431万株減少。本日引け後決算発表で上昇継続できるか焦点。 |
| - | サンディスク | 中立 | 決算はポジティブサプライズとされるも時間外は▲3.78%。キオクシア株への波及を慎重に見極めたい。 |
| - | レーザーテック | 中立 | AI・半導体関連の決算ラッシュの一角として本日・明日の決算発表に注目。 |
| - | 藤倉 | 中立 | 電線関連株として株価下落・需給が重い状態が続くが、決算発表で変化があるか注目。 |
地合い概況
前日の日経平均株価は+2342円(+3.66%)とほぼ高値圏まで買われ、力強い上昇となった。前日の米国市場ではNYダウとS&P500が終値ベースで最高値を更新し、ナスダックやSOX指数もチャートの改善が続いたことが背景にある。TOPIXやグロース市場も上昇し、非鉄金属などAI・半導体関連株が指数を牽引する一日だった。
一方、直近の米国市場では潮目に変化が見られる。NVIDIAは上昇を続けたものの、AMDやSpaceX、アルファベットは軟調で、S&P500は取引終盤にかけてマイナス圏に転落した。欧州株も高安まちまちとなり、セクター別ヒートマップでは通信の下落が目立った。この流れを受けて日経平均先物は500円前後の下落を示しており、上昇一服への警戒が必要な局面に入っている。VIXは15.51と落ち着き、長期金利はわずかに低下、原油先物は下落基調が続く一方、金先物は大きく上昇、暗号資産はプラス優勢と、リスク選好はまだらな状態だ。
決算ラッシュのキオクシアとソフトバンクグループ
米国ではサンディスクが決算を発表し、内容自体はポジティブサプライズとされるものの時間外株価は▲3.78%と軟調。連動性が高いキオクシア株への影響が注目される。キオクシアは前日+4.24%まで戻し、陰線をつけながらも加工トレンドラインを上抜けており、チャートの強さは維持されている。
国内ではソフトバンクグループが前日+13%超の急伸で25日移動平均線を回復した。信用買い残は431万株減少し、直近数か月で最も低い水準まで需給が改善したが、信用倍率はなお9倍台と重く、本日引け後に予定される決算発表を経て上昇を継続できるかが焦点となる。このほか任天堂や古河電気工業、藤倉など電線・AI関連の決算発表も相次いでおり、需給が重い銘柄がどう変化するか個別に見極めが必要だ。
指数チャートの状況
日経平均は雲の下限(65,430円近辺)をサポートに、TOPIXは雲を抜けて基準線上をキープできるかが焦点。グロース250指数は陽線を継続できるか、ニューヨークダウは上ヒゲを伸ばしつつも最高値更新基調、S&P500は一時マイナスも売りサインには至らず、ナスダックは▲0.83%、ラッセル2000は反落、SOX指数は▲1.4%ながら雲の中をキープしRSIは50割れという状況。いずれも明確な売りサインには至っていないが、AI株決算ラッシュの結果次第で潮目が変わりやすい地合いが続く。