サンディスク下げ渋りも記憶者やソックス動向に注目
| コード | 銘柄 | 方向 | コメント |
|---|---|---|---|
| - | サンディスク | 中立 | 決算後に一時4.84%安まで下落も下げ渋り、想定より小幅安で着地。第1四半期売上高見通しが市場予想にわずかに届かず |
| - | 記憶者(キオクシア) | 逆張り | 前日10.24%安、信用買残は67万株増加。PTSは前日終値上回るが5万円未達で受給は依然重い |
| - | ソフトバンクグループ | 中立 | 純利益18%減益も売上高は前年比10.9%増、サプライズは限定的。PTSは前日終値上回って推移 |
| - | 古川電気工業 | 中立 | 上方修正を発表し発表時は株価上昇も、終値ではマイナスに沈んだ |
| - | 藤倉 | 逆張り | 本日決算発表予定。過去は本決算後に下げ1ヶ月半後の上方修正でも戻りきらなかった経緯があり、再度の上方修正期待には懐疑的 |
前日の振り返り:サンディスク急落も影響は限定的
8月7日の日本株は、前日夜に発表されたサンディスク決算が市場予想をやや下回ったことを受けたセンチメント悪化が焦点となった。日経平均株価は617円安となったが、終値ベースでは一目均衡表の雲の中を維持している。値上がり銘柄数自体は多く、トップ市場は上昇に転じた一方、グロース市場は反落した。業種別では半導体関連の一角が売られ、鉄鋼・非鉄金属、電気機器、金属製品が軟調だった。
米国市場はNYダウが軟調、SOXはプラス圏を維持
米国では主要3指数がいずれも下落したが、NASDAQは0.06%安、S&P500は0.17%安と下げ幅は限定的。最も下落率が大きかったのはNYダウで、高値更新が続いていた反動から利益確定売りが出やすい状況だった。背景にはイラン情勢の不透明感とレバノン攻撃報道による原油価格上昇があり、景気敏感株が売られやすい構図となった。一方でSOX指数はプラス0.33%で終え、雲の中を維持している点は好材料。為替は158円35銭まで円安が進み、VIXは15.18、米10年債利回りは4.668%に上昇した。
サンディスク・記憶者・ソフトバンクの動向
サンディスクは決算発表後の時間外取引で一時4.84%安となったが、その後は下げ渋り、5%前後の下落にとどまった。ガイダンスにおける第1四半期売上高見通しが市場予想にわずかに届かなかったことが要因とされる一方、業績実績自体は良好とされる。この流れを受けて前日の記憶者(キオクシア)は10.24%安と大幅に下落し、信用買残も67万株増加した。PTSでは前日終値を上回るものの5万円には届いておらず、受給面での重さは残る。ソフトバンクグループは純利益が18%の減益となったが売上高は前年比10.9%増で、大きなサプライズはなかった。
本日の注目点:藤倉決算と雇用統計
古川電気工業は上方修正を発表し発表時には株価が上昇する場面も見られたが、終値ではマイナスとなった。本日は藤倉の決算発表が予定されており、過去に本決算で株価が下落した後、1ヶ月半後の上方修正でも戻りきれず安値を更新した経緯があるため、再度の上方修正で期待を超えられるかが焦点となる。加えて今夜は雇用統計の発表が控えており、金融政策を巡る思惑とあわせて相場を動かす材料になり得る。日経平均が雲の下限である65,629円をキープできるかどうかが、本日の値動きを見極める上での重要なポイントとなる。