テスラ売買代金トップ、5%超急伸の理由
| コード | 銘柄 | 方向 | コメント |
|---|---|---|---|
| - | テスラ | 順張り | 売買代金トップで5%超上昇、ロボタクシー許可の材料でプラス2σを突破し上昇トレンド期待 |
| - | エヌビディア(NVIDIA) | 中立 | 8/26水曜引け後に決算発表、半導体株や日経平均への影響が大きく来週の最重要材料 |
| - | アドバンテスト | 中立 | 売買代金ランキング上位でプラス、半導体関連の一角として相場を下支え |
| - | 東京エレクトロン | 中立 | 清度上位に入り相場を支えた半導体関連銘柄 |
| - | ソフトバンクグループ | 逆張り | 売買代金上位ながらマイナス圏で推移し方向感に乏しい |
米国株は主力株買い戻しで反発、テスラが売買代金トップに
昨日の日本株は日経平均が200円安となったものの、値動きの荒い相場ながら値上がり銘柄数は多く、TOPIXはプラス転換して引けた。半導体関連ではアドバンテストや東京エレクトロンが相場を支えた一方、グロース250指数は1.1%安と軟調だった。
米国市場では、売られ過ぎていた主力株への買い戻しが入り、ダウ平均は0.98%高と反発した。一方でソックス指数(SOX)は前日とは逆にマイナスとなり、方向感の欠如が続いている。長期金利は4.738%と高水準を維持し、株価の上値の重しとなった。米・イラン情勢を巡る不透明感も根強く、原油価格は上昇。ドル円は159円、VIXは15.22と落ち着いた水準にある。
テスラが急伸、ロボタクシー許可が材料に
この日の売買代金ランキングでトップに立ったのはテスラだった。株価は5%を超える上昇となり、ボリンジャーバンドのプラス2σを突破した。背景には、ラスベガスを含むクラーク郡当局が、テスラに対して最大5000台の自動運転車両「サイバーキャブ」の商業展開を全会一致で承認したことがある。ロボタクシー事業の実現に向けた許認可の進展として市場が好感し、株価は調整局面から切り返しの兆しを見せている。
併せて発表された米PMIも材料となった。製造業PMIは予想をやや下回ったものの、サービス部門は予想を大きく上回り、消費の底堅さが確認されたことが景気敏感株の見直しにつながった。
指数は8日移動平均線を巡る攻防が継続
S&P500は8日移動平均線を維持したまま小幅にプラス転換した一方、ダウは同線を上抜けできておらず、ナスダックも同線付近でのもみ合いが続く。SOX指数は同線を割り込んでおり、半導体関連の方向感はなお定まっていない。日経平均先物も同様に同線を挟んだ展開で、大きな変動は見られなかった。
来週の焦点はNVIDIA決算とジャクソンホール会議
来週8月26日(水)引け後にはNVIDIAの決算発表が控えており、27日朝には日本の半導体株への影響が波及する可能性がある。また、主要中央銀行総裁らが集うジャクソンホール会議も注目され、とりわけFRB議長の発言内容が今後の金融政策の方向性、ひいては金利・株価動向を左右しそうだ。相場に明確なトレンドが出にくい局面が続くだけに、これらの材料を軸にした短期的な値動きへの警戒が求められる。