| 銘柄 | 予想 | 当日騰落 | 判定 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| ASML | 中立 | - | 未検証 | 7月15日14時(日本時間ザラバ)に決算発表予定。一目均衡表の基準線下に位置し上値抵抗あり。ポジティブサプライズで抵抗を突破できるかが焦点。 |
| TSMC | 中立 | - | 未検証 | 7月16日14〜15時(日本時間ザラバ)に決算発表予定。基準線下・下方に雲あり。下落し直近安値を割るとダブルトップ懸念が強まる。 |
| レーザーテック (6920) | 中立 | +0.88% | △ 保ち合い | ASMLとの関連が特に強い銘柄。15日のASML決算発表時刻のザラバの動きに特に注意が必要。 |
| 東京エレクトロン (8035) | 中立 | -2.25% | △ 保ち合い | ASMLおよびTSMC双方の関連銘柄。両社の決算発表タイミングのザラバで大きな変動が生じる可能性あり。 |
判定は 順張り=当日+0.5%超で◯/逆張り=当日+0.5%超で反発◯ 続落-0.5%超で✕/±0.5%以内は△。 海外株や日経先物など逆引き不可能な銘柄は「未検証」になります。予想は投資助言ではなく参考情報です。
7月15日(水)と16日(木)、日本の株式市場が開いている時間帯(ザラバ)に、半導体業界を代表する2社の決算発表が集中する。オランダのASMLホールディングスが15日午後2時、台湾のTSMCが16日午後2〜3時ごろに結果を公表する見通しで、国内投資家にとって特段の注意が求められる週となる。
日経平均株価は先週1.7%下落したが、13週移動平均線を割り込むことなく週を終えた。現時点では「調整の範囲内」との判断が維持されている。TOPIXは▲0.7%、グロース250は▲1.95%と総じて軟調だった。業種別では証券・工業・銀行が上昇した一方、AI・半導体関連の弱さが目立ったが、週後半にかけては持ち直しの動きも見られた。
米国市場はS&P500が+1.23%、ナスダックが+1.74%と上昇。メタが週間+14.81%と大きく貢献し、ハイパースケーラーの一角が復調した。S&P500の最高値更新は「かなり現実的」な水準に迫っている。SOX指数は週間+2.7%も一目均衡表の基準線を超えられておらず、高値からの距離は依然大きい。
ASMLとTSMCはどちらもSOX指数の構成銘柄であり、それぞれ約4%のウェイトを占める。合計で8%超という存在感は、指数全体の方向性に直接影響する。日本の関連銘柄ではレーザーテック(6920)がASMLとの結び付きが特に強く、東京エレクトロン(8035)はASML・TSMC双方の関連銘柄として、決算発表タイミングに大きく動きやすい。
ASMLは現在、一目均衡表の基準線を下回った状態にある。決算サプライズがあれば上値抵抗をブレイクできるかが焦点だ。TSMCも基準線の下に位置し、雲が下方に控えている。直近安値を割り込むようだと、チャート上でダブルトップが意識される可能性があり、下落した場合のリスクとして頭に入れておきたい。
日経平均は転換線と基準線の間に位置する。TOPIXは直近高値が史上最高値となっており、日経平均と比べた優位性がある。AI相場が復活した場合に、半導体・グロース銘柄への資金集中によってそれ以外のセクターが売られる展開も想定されるため、セクター間の動きには注意が必要だ。
14日にCPI、15日にPPIと、今週は物価関連の重要指標が続く。いずれも前回比でやや低下の予想が出ているが、PPIのコア指数のみ前回を上回る見通しも出ている。物価見通しの変化は連邦準備制度の金融政策判断に直結するため、市場への影響は無視できない。
中長期の上昇トレンドは日米ともに維持されているという大局観を保ちつつ、15日・16日のザラバをしっかりモニタリングしながら対応を判断したい局面だ。