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2026/07/16(木)の日本株予想

半導体急落で日経先物1000円安、トピクス最高値更新は射程圏内

■ 注目銘柄と結果

銘柄 予想 当日騰落 判定 コメント
キオクシア (285A) 中立 -15.03% △ 保ち合い 前日5.78%高の7万3000円台から、PTS価格は6万5000円台へ急落。信用買い残減少で需給は若干軽化しているが、韓国コスピの動向次第で上下に大きく振れやすい状況。
レーザーテック (6920) 中立 -6.68% △ 保ち合い 前日10%高の4万9000円台からPTS価格は4万7208円。25日移動平均線をめぐる攻防が予想される。信用買い残減・信用売り残増で需給は改善傾向。ASMLの上方修正が下支えになりうるが半導体安スタートは避けられない印象。
トピクス(銀行株含む) 順張り - 未検証 前日1.22%上昇し終値ベース最高値まで目前。銀行株など非半導体銘柄への買いが継続しており、今週中の最高値更新が焦点。
グロース200 順張り - 未検証 前日2.1%高と大きく上昇し直近高値圏に接近。これを明確に上抜けると上昇トレンド継続の流れが強まる。一目均衡表の雲のねじれがあり、時間的な変化点に注意。

判定は 順張り=当日+0.5%超で◯/逆張り=当日+0.5%超で反発◯ 続落-0.5%超で✕/±0.5%以内は△。 海外株や日経先物など逆引き不可能な銘柄は「未検証」になります。予想は投資助言ではなく参考情報です。

■ 相場観・シナリオ

7月16日の相場見通し:半導体安でも「チャンスは多い」

前日に1080円超上昇した日経平均株価だが、7月16日(木)の東京市場は約1000円安でのスタートが濃厚だ。ニューヨーク市場でSOX(フィラデルフィア半導体)指数が2%超下落し、日経先物CFDがほぼ同幅のマイナスとなっている。前日の急騰分が一気に吹き飛ぶ形となり、乱高下相場の継続が避けられない状況だ。

米国市場:PPI下振れで利下げ観測が強まる

ダウ工業株30種は続伸し、S&P500も0.38%高で最高値まで残りわずかの水準に接近した。牽引役となったのはCPIに続くPPIの下振れだ。PPIは前年同月比で前回の6%台から5%台へ低下し、追加引き締めへの警戒感がさらに後退。発表後にダウは上昇を加速させ、米長期金利は4.541%まで低下した。これが金利敏感株であるアップル(+4%、高値更新)やマイクロソフトの上昇につながり、ナスダック総合指数は一目均衡表の雲上を維持した。

一方、半導体セクターは急失速した。SKハイニクスが大幅安となり、上ひげ・下ひげ双方を大きく伸ばす不安定な足型を示したことが全体の足を引っ張った。ASMLが通期売上高見通しを上方修正して市場予想を超えたものの、日経平均の取引時間中に一瞬上昇してすぐ元に戻るなど、反応は限定的にとどまった。SOX指数は2%超安で一目均衡表の雲中へ再突入し、RSIも50を下回ったまま推移しており、まだ安定しているとは言い切れない状況だ。

注目銘柄:キオクシアとレーザーテック

キオクシアは前日5.78%高で7万3000円台を付けたが、PTS(私設取引)価格は6万5000円台まで下落している。信用買い残が減少して需給は若干軽化しているが、短期資金が信用買いで大きく入っているわけでもなく、受給バランスは大きく変わっていない。韓国コスピの動向が株価の方向性を左右する局面が続くと見ている。

レーザーテックは前日10%高の4万9000円台からPTS価格が4万7208円となり、25日移動平均線をめぐる攻防となりそうだ。信用買い残の減少と信用売り残の増加で需給は前週より軽化しており、ASMLの上方修正という業績材料も下支えに働く可能性がある。ただし半導体全体の下落スタートは避けられない印象だ。

視野を広く持てばチャンスは豊富

懸念材料が多い一方で、トピクスは前日1.22%上昇し、終値ベースで史上最高値まで目前の水準に達した。銀行株や非半導体銘柄への買いが継続しており、上昇銘柄数が下落銘柄を上回る状況が続いた。グロース200も2.1%の大幅高で直近高値に接近している。

本日もこの流れが継続し、トピクスが最高値を更新できれば日本株全体の上昇トレンド確定を意味する大きなシグナルとなる。半導体株の動きに一喜一憂するのではなく、銀行・バリュー株・グロース200など幅広いセクターに目を向けることで、荒れた相場の中にも十分な投資機会が存在する。ドル円は162円11銭台と落ち着いており、為替面での極端なリスクは今のところ限定的だ。

過去の予想