2026/07/17(金)の日本株予想

半導体株安止まらず、キオクシア6万円割れ・日経先物65,000円台突入懸念
的中率 0% (0◯ / 1件中)
注目銘柄平均騰落 -16.1%
◯0/△0/✕1/未検証3

■ 注目銘柄と結果

銘柄 予想 当日騰落 判定 コメント
キオクシア (285A) 逆張り -16.1% ✕ 想定外 前日比15%安、高値からの下落率は45%に達する。信用買い残は172万株増の1,423万株と積み上がり、PTSは5万7,000円台、時間外で6万円割れが発生。受給悪化が継続しており、さらなる下落への警戒が必要。
ウエスタンデジタル(サンディスク) 中立 - 未検証 前日比12%安で一目均衡表の雲の中に突入。中国CXMTのIPO人気によるシェア奪取懸念が売り材料となっており、SOX指数への影響以上に下落が目立つ。チャートは悪化。
アルファベット(GOOGL) 中立 - 未検証 前日比4.47%安。Gemini miniのリリース延期報道が売りのきっかけ。NASDAQへの寄与度が高く指数全体を押し下げた。チャート自体はまだ崩壊していないが注視が必要。
NVIDIA 中立 - 未検証 売買代金上位に継続してランクインし大幅安。半導体株全体の下落を主導する一角として受給悪化が続いている。

判定は 順張り=当日+0.5%超で◯/逆張り=当日+0.5%超で反発◯ 続落-0.5%超で✕/±0.5%以内は△。 海外株や日経先物など逆引き不可能な銘柄は「未検証」になります。予想は投資助言ではなく参考情報です。

■ 相場観・シナリオ

半導体株安が止まらない――キオクシア6万円割れ、日経先物65,000円台へ

7月17日(金)の東京市場は、前日に続き半導体株の急落が相場全体を押し下げる展開が続いている。前日の日経平均は1,915円安(-2.79%)と大幅下落し、6万8,000円台から一気に6万6,000円台へ急落。さらに日経先物は1,000円超の下落で6万5,000円台に突入しており、本日の寄り付きから厳しい地合いが続く見込みだ。

米国市場:TSMC決算も買い材料にならず

米国市場では主要指数が全面安となり、NASDAQの下落が特に目立った。SOX(フィラデルフィア半導体株指数)は前日比4.29%安と大幅続落し、一目均衡表の雲の中に深く沈んでいる状況だ。ウエスタンデジタル(サンディスク)は12%安と特に大きく下落し、NVIDIAも売買代金上位で大幅安となった。

注目されていたTSMCの決算は市場予想を上回り、設備投資計画も引き上げられたが、半導体株の買い戻しには繋がらなかった。市場の焦点はすでに次の材料——中国メモリメーカーCXMTのIPO人気——に移っている。CXMTはサムスン電子やSKハイニクス、キオクシアからシェアを奪うと予想されており、この懸念が韓国・日本の半導体株の追加下落要因となっている。

また、アルファベット(GOOGL)がGemini miniのリリース延期報道を受けて4.47%安となり、NASDAQ全体を押し下げた点も見逃せない。チャート自体はまだ崩壊していないが、NASDAQ指数は再び一目均衡表の雲の下・基準線割れの水準に戻っている。

キオクシア:信用買い残急増でリスク高まる

国内では、キオクシアの動向が最大の注目点だ。前日に15%安という急落を演じ、高値から累計45%の下落となった。PTSでは5万7,000円台まで売られており、時間外取引では6万円割れが発生している。

懸念されるのは需給の悪化だ。松井証券のアプリで確認できる信用買い残は前日に172万株増加し、累計1,423万株に達した。7万円台から押し目買いを試みた投資家が多数いたとみられるが、株価は更に下落しており、追証・強制決済の連鎖売りが生じるリスクが高まっている。

韓国発のリスクが波及

韓国当局がレバレッジ型ETFに対する規制観測を強めたことで韓国コスピが急落し、その余波がキオクシアをはじめとする日本の半導体株にも及んでいる。規制はまだ実施されたわけではないが、いわゆる「信用規制」と同様の受け止め方をされ、韓国市場が荒れた格好だ。

本日の注目ポイント

日経平均については、6万5,000円台に突入するかどうかが最初の焦点となる。TOPIXは基準線を割り込まないかどうか、グロース250は雲のねじれ付近での動向を注視したい。週末という性質上、本日の終値が陽線か陰線かで来週の方向性が大きく変わる可能性がある。

騰落レシオはプライム市場全体で25日ベースが120超と過熱圏にあり、下落しやすい需給状況が続いている。前日は銀行株も下落し、下値を支える業種が乏しい中、慎重な姿勢で臨む1日となりそうだ。

過去の予想