| 銘柄 | 予想 | 当日騰落 | 判定 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| アルファベット | 中立 | - | 未検証 | クラウド売上高82%増の好決算も時間外のプラスマイナス交錯で反応は限定的。雲の下に潜り込んでおり上値抵抗が強く、雲を超えるだけの勢いには至らなかった模様。 |
| NVIDIA | 順張り | - | 未検証 | 直近高値を上抜け、一目均衡表の基準線超えかつRSI50超で回復傾向が明確。SOX全体の回復をけん引する存在として注目。 |
| SOX指数(半導体) | 中立 | - | 未検証 | 転換線を超えプラス要線をつけているが、雲の中には入りきれず回復途上。個別銘柄の強弱が出やすい状況が続く。 |
| ディスコ (6146) | 中立 | +1.2% | △ 保ち合い | 本日16時決算発表予定。5日線・25日線の下で短期下落トレンド継続。信用買い残約61万株・信用倍率約6倍と受給が重く、決算内容が受給を吹き飛ばせるかが焦点。 |
| 太陽誘電 (6976) | 中立 | -3.03% | △ 保ち合い | 昨日6.73%上昇も9時台の高値から1万2245円まで約2000円超の失速で陰線引け。信用買い残は減少傾向だが重さは残る。決算発表は8月5日で、それまでは移動平均線の抵抗を受けやすい。 |
判定は 順張り=当日+0.5%超で◯/逆張り=当日+0.5%超で反発◯ 続落-0.5%超で✕/±0.5%以内は△。 海外株や日経先物など逆引き不可能な銘柄は「未検証」になります。予想は投資助言ではなく参考情報です。
7月23日の東京市場は前日の大幅失速の余韻を引きずった。日経平均は前日比116円安で引けたが、実態はより厳しく、ザラ場の高値6万7592円から終値6万6115円まで1400円超の下落を演じた。日経先物は200〜300円程度プラスで始まりそうだが、前日も同水準からマイナス転換した経緯があるだけに単純に楽観はできない。
ダウはほぼ横ばい、S&P500が-0.14%、ナスダックがマイナスと冴えない中、SOX指数のみが+0.44%のプラスで転換線を超えた。スーパーマイクロコンピューターの大幅上昇がAI・半導体関連のセンチメントを支えた面もある。NVIDIAは直近高値を上抜け、一目均衡表の基準線超えかつRSIが50を超えており、個別では回復傾向が鮮明だ。ただしSOX全体はまだ雲を超えられておらず、回復途上にある点は忘れてはならない。
今日の最大の焦点はアルファベットの決算発表。クラウド売上高82%増と予想を上回るAI需要の強さを示したが、時間外の株価反応はプラスマイナスが交錯し大きな動きには至らなかった。背景はテクニカルにある。決算前の段階で株価はすでに一目均衡表の雲の下まで潜り込んでおり、この雲が強力な上値抵抗として意識されやすい状態にあった。ファンダメンタルズが優れていてもテクニカルの壁を突破するためには相応の勢いが必要で、今回はそこまでの爆発力には至らなかった模様だ。
本日16時に決算発表予定のディスコは、5日線・25日線の下で短期下落トレンドが続く。信用買い残は約61万株と高水準で信用倍率は約6倍と重め。受給の重さを決算内容がどこまで吹き飛ばせるかが焦点で、AI・半導体業界全体のバロメーターとしても注目される。太陽誘電は昨日6.73%上昇したものの、9時台の高値から1万2245円まで約2000円超の失速で陰線引けと値幅の大きさが目立った。信用買い残の整理は進んでいるが8月5日の決算発表まではまだ日があり、移動平均線の抵抗を受けやすい状況は続きそうだ。
原油価格は一時88ドル台に急騰し、ルビオ国務長官のイラン交渉失敗発言が地政学リスクを高めた。米10年金利は4.659%と直近高値圏に並んでおり、原油高と金利高の同時進行はインフレ再燃懸念を強める。為替は163円台と歴史的円安水準が続き、片山財務大臣は「断固たる対応」と介入も辞さない姿勢を示した。介入が入れば円高への急転換となり輸出株の重しになりうる一方、円安継続なら業績押し上げ効果も残る。どちらに傾くかは今後の要人発言と動向を注視する必要がある。
日経先物の約300円プラスを素直に信じたいところだが、韓国コスピとの高い連動性が続く中、コスピが崩れれば日経平均も引き摺られやすい。アルファベット・テスラの決算動向に加えてディスコの発表結果を見極めながら、上下どちらにも振れやすい環境での慎重な対応が求められる一日となりそうだ。