| 銘柄 | 予想 | 当日騰落 | 判定 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| Microsoft | 順張り | - | 未検証 | 7月29日決算発表以降28%上昇、AI収益化懸念払拭の主役に |
| Palantir Technologies | 順張り | - | 未検証 | 8月3日決算で前年比93%増収、米国売上高81%とポジティブサプライズ |
| NVIDIA | 中立 | - | 未検証 | 8月26日決算発表を控え、AI収益化トレンドの試金石として要注目 |
| SOX指数(半導体株) | 順張り | - | 未検証 | 週間9.25%上昇も13週線はわずかに未達、ミッドバンド付近で推移 |
判定は 順張り=当日+0.5%超で◯/逆張り=当日+0.5%超で反発◯ 続落-0.5%超で✕/±0.5%以内は△。 海外株や日経先物など逆引き不可能な銘柄は「未検証」になります。予想は投資助言ではなく参考情報です。
日経平均株価は週間で1.93%上昇したものの、13週移動平均線には届かなかった。TOPIXは1.79%上昇し、上場来高値更新も視野に入ってきている。業種別では非鉄金属が首位となり、AI半導体関連株の回復も目立った。一方グロース250は0.56%高にとどまり、13週線と52週線のデッドクロスが発生するなど移動平均線のバランスはやや悪化した。
米国市場ではNYダウが2.96%高、S&P500が3.58%高となり、いずれも上場来高値を更新。ナスダック総合は5.19%上昇して13週線を上回った。SOX指数は9.25%の大幅高となったが13週線をわずかに超えられず、ラッセル2000は3.52%上昇して上場来高値を更新した。為替は1ドル157円台、VIXは14.9、長期金利は4.674%。原油は週末に下落し、金先物は上昇。暗号資産は高安まちまちで、ビットコインは堅調に推移した。
S&P500の日足チャートはボリンジャーバンドの+2σを上抜け、いわゆる「バンドウォーク」の状態に入った。背景には金融政策・企業業績・AI収益化という3つの要因が同時に改善した点がある。7月29日のMicrosoft決算発表以降、株価は約28%上昇するなど好反応が続き、AI収益化懸念の払拭に貢献した。イラン情勢は合意の方向に進み、原油価格は一時90ドル台から70ドル台まで落ち着いた。
8月初旬の雇用統計では非農業部門雇用者数がまさかのマイナスとなり、利上げ観測が後退。長期金利の低下という株高材料になった。さらに8月3日のPalantir Technologies決算は前年同期比93%増収、米国売上高が全体の81%を占めるポジティブサプライズとなり、8月4日の株価急伸につながった。なお前週には一時-2σを割り込む場面があり、いったん「騙し下げ」を経てからのプラス2σ突破となった点も、上昇持続への期待を高めている。
来週はCPI発表が予定されており、金融政策見通しを左右する重要指標として注目される。さらに8月26日のNVIDIA決算、8月27日からのジャクソンホール会議も、金融政策・企業業績・AI収益化という3要因それぞれに影響を与えるイベントとして重要だ。NYダウは週足RSIが70を超え過熱感も意識される一方、S&P500やナスダックはRSI70に届いておらず上値余地が残るとの見方もできる。日経平均やTOPIXも20週移動平均線を割らずに推移しており、上昇トレンド継続の条件は整いつつある。バンドウォークがどこまで続くか、ファンダメンタルズの変化と合わせて注視したい局面だ。