| 銘柄 | 予想 | 当日騰落 | 判定 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| マイクロンテクノロジー | 中立 | - | 未検証 | ネットリストによる特許侵害訴訟・輸入排除命令リスクが表面化し急落、SOX安の震源。FV対比上昇余地14.5%との指摘もあるが訴訟リスク未織込み |
| 国内主力半導体株(前日終値5万7150円) | 中立 | - | 未検証 | 前日7.58%安、PTSで5万3000円台。信用倍率は低下も信用買残は増加し需給依然重い。25日・75日線割れに注意 |
| 村田製作所 (6981) | 逆張り | -2.2% | ✕ 想定外 | 東証プライム値下がり率ランキング1位、ボラティリティ拡大に注意 |
| NVIDIA | 中立 | - | 未検証 | 8月26日決算控え、相場変動要因として警戒 |
判定は 順張り=当日+0.5%超で◯/逆張り=当日+0.5%超で反発◯ 続落-0.5%超で✕/±0.5%以内は△。 海外株や日経先物など逆引き不可能な銘柄は「未検証」になります。予想は投資助言ではなく参考情報です。
8月19日の東京市場は大荒れとなった。前日の日経平均株価は1759円安とザラ場で大きく崩れ、時間外の先物もさらに1000円以上下落し、一時6万9000円台に迫っていた水準から6万6000円台まで逆戻りした。TOPIXは1.05%安で続落、グロース250も0.69%安。値上がり上位はAI・半導体関連が並ぶ一方、値下がり上位は電気機器・金属製品・機械などハイテク系が目立ち、逆にバリュー株や海運は堅調という物色の偏りが見られた。
米国市場ではダウは小幅安にとどまったが、ナスダックとりわけ半導体株指数SOXが4.98%安と大きく崩れた。震源はメモリー大手マイクロンテクノロジー。メモリー特許ライセンサーのネットリストが、マイクロン、スーパーマイクロ、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ、レノボの4社に対し特許侵害訴訟を提起し、輸入排除命令・停止命令を求めたことが判明。輸入停止となれば業績への影響は避けられず、売りが一気に広がった。折しも月曜日には米商務長官がAppleに対し中国メモリー調達への反対を表明し株価が上昇していた矢先で、米30年債利回りが19年ぶりの高水準(4.707%)まで上昇していたタイミングとも重なり、売りの条件が揃った格好だ。マイクロン株はFactSetのフェアバリュー対比で14.5%の上昇余地、アナリスト目標株価はさらに上との指摘もあるが、今回の訴訟リスクはまだ織り込まれていない可能性がある。
この流れを受け国内の主力半導体株にも影響が波及する見込み。前日終値5万7150円の銘柄はPTSで5万3000円台まで売られており、前日は7.58%安。信用倍率は23倍から15倍台へ低下したものの、直近では信用買残が236万株増加しており、需給面はなお重い状態が続く。25日移動平均線や75日移動平均線を再び割り込むようだと上値の重さが増す可能性があり、注視が必要だ。東証プライムの値下がり率ランキングでは村田製作所が上位となるなど、ボラティリティの高い展開が予想される。
日経平均は20日移動平均線を維持できるかが焦点で、RSIも50を割り込んでおらず、目先はサポート力に期待したい局面。25日移動平均線は6万5862円、ボリンジャーバンドのミッドバンドは6万5591円にあり、6万6000円台で下げ止まれば押し目形成の可能性がある。一方でTOPIXはプラス2シグマ超えのバンドウォークが一旦途切れたとみられ、過熱感の後退にも注意したい。8月26日に控えるエヌビディアの決算も、相場の変動要因として意識しておきたい。