2026/07/01(水)の日本株予想

日米半導体株が牽引、7月相場は高値更新射程圏に
的中率 100% (1◯ / 1件中)
注目銘柄平均騰落 +1.06%
◯1/△1/✕0/未検証2

■ 注目銘柄と結果

銘柄 予想 当日騰落 判定 コメント
東京エレクトロン (8035) 順張り +2.14% ◯ 想定通り 3.28%高でザラバ初の8万円超え・終値高値更新。信用買い残減少・売り残増加で需給は軽量化方向。PTSも上昇し、本日の8万円定着が焦点。空売り比率11%超のショートカバー誘発がカギ。
サンディスク 順張り - 未検証 約10%近い大幅高で陽線をつけ高値圏に接近。SOX指数の上昇に大きく貢献。
AMD 順張り - 未検証 高値更新。SOX指数押し上げの主役の一角。チャートは改善傾向が鮮明。
トヨタ自動車 (7203) 中立 -0.02% △ 保ち合い 162円台の円安局面にもかかわらず上昇せず。円安デメリット業種と並び上値の重さが目立つ。

判定は 順張り=当日+0.5%超で◯/逆張り=当日+0.5%超で反発◯ 続落-0.5%超で✕/±0.5%以内は△。 海外株や日経先物など逆引き不可能な銘柄は「未検証」になります。予想は投資助言ではなく参考情報です。

■ 相場観・シナリオ

7月相場入り:半導体主導で高値更新射程圏に

6月最終営業日の日経平均は前日比594円高で7万円台を維持し、日経先物は1000円超の上昇で7万1000円台に突入した。米国市場ではNASDAQが1.52%高、SOX(フィラデルフィア半導体指数)が3.92%高と半導体株が全体を牽引し、NYダウは連続で最高値を更新。S&P500も一目均衡表の基準線上に定着し、ラッセル2000も高値更新となった。VIX指数は16まで低下しており、市場参加者の安心感が広がっている。

懸念材料はドル円だ。162円台と急速に円安が進行しており、日銀による為替介入への警戒感が高まっている。162円台は過去の介入水準と重なるゾーンであり、円安の恩恵を受けるはずの輸送用機器(トヨタなど)が上昇しなかった点にも注意が必要だ。一方で小売など円安デメリット業種は軒並み弱い動きとなった。

注目銘柄:東京エレクトロンが8万円超えを射程に

東京エレクトロン(8035)は3.28%上昇し、ザラバで初めて8万円を突破する場面があった。終値ベースでも高値更新に迫る水準となり、PTSも上昇して引けた。注目すべきは需給面の改善だ。信用買い残が減少し信用売り残が増加するなど需給が軽量化の方向に向かっており、空売り比率も11%超残存することからショートカバーを誘発できるかが本日の焦点となる。

米国市場ではサンディスクが約10%の大幅高で高値圏に接近し、AMDも高値を更新。両銘柄がSOX指数の押し上げに大きく貢献した。NASDAQは一目均衡表の雲上かつ基準線の上に復帰しており、チャート面での安心感が再構築されつつある。遅行スパンが株価を超えてくる展開になれば、さらなる上値追いの可能性が高まる。

7月の特徴と月末に集中するリスクイベント

過去の統計的傾向を踏まえると、7月は日米ともに株価が上昇・安定しやすい月とされる。月前半は比較的穏やかな展開が期待できる一方、月末にかけてリスク要因が集中する点には要注意だ。

国内ではアドバンテストや東京エレクトロンを中心とした製造業の決算発表が7月末に相次ぐ。米国でも大手クラウド企業(ハイパースケーラー)の決算が集中し、FRBや日銀を含む主要中銀の金融政策決定会合も同時期に重なる。これらがサプライズとなれば相場の変動幅が大幅に拡大する可能性がある。夏枯れ相場で流動性が低い局面であれば、その影響はさらに増幅されやすい。

もう一つ意識しておきたいのが、ハイパースケーラー各社のAIインフラ投資を巡る財務上の不透明性だ。2025〜26年にかけて総額1兆ドル超が投じられる見通しだが、特別目的事業体(SPV)を通じた資金調達により実際の支出規模が貸借対照表に表れにくい構造となっている。現時点では株価への直接的な影響は限定的とみられるが、中長期的なリスク要因として念頭に置きたい。

過去の予想