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2026/07/18(土)の日本株予想

キオクシア伝説級ストップ安、日経2600円超急落で半導体株全面安

■ 注目銘柄と結果

銘柄 予想 当日騰落 判定 コメント
キオクシアホールディングス (285A) 中立 +17.18% △ 保ち合い ストップ安-16.1%、高値比-53%。米ビアサット訴訟で不利な仮判断が出て損害賠償発生懸念。PTSでは前日終値比+5000円超も信用買い残が多く需給の重さ継続。
アドバンテスト (6857) 中立 +7.73% △ 保ち合い ザラバで直近安値を更新。25日移動平均線を大きく下回っており、PTSの戻りも限定的で短期トレンドは下向き。
東京エレクトロン (8035) 中立 +2.26% △ 保ち合い 直近安値を更新するなどチャートの悪化が継続。半導体セクター全体の弱さに連動した動き。
SpaceX 中立 - 未検証 スターシップ打ち上げ試験中止で5.72%下落し123ドル。IPO公開価格135ドルを下回り大半の投資家が含み損の状態。

判定は 順張り=当日+0.5%超で◯/逆張り=当日+0.5%超で反発◯ 続落-0.5%超で✕/±0.5%以内は△。 海外株や日経先物など逆引き不可能な銘柄は「未検証」になります。予想は投資助言ではなく参考情報です。

■ 相場観・シナリオ

キオクシアが伝説級のストップ安、日経平均は2600円超の急落

7月18日(金)の東京株式市場は全面安となり、日経平均株価は前日比2694円安で引けた。ザラバでは一時4000円超の下落場面もあり、TOPIXは2.72%、グロース250は3.38%の大幅安となった。半導体・AI関連株が下落率上位に並ぶ中、最大の衝撃となったのがキオクシアホールディングスのストップ安だ。

キオクシアが高値比-53%、特別売り気配のまま終了

キオクシアは-16.1%のストップ安となり、午前9時31分に一度ストップ安水準に到達した後、13時半頃からは特別売り気配のまま引けるという異例の展開となった。このため通常より売買代金が少なく、売りたくても売れなかった投資家が多数発生したとみられる。

売り材料となったのは、米通信大手ビアサットによる訴訟での仮判断だ。裁判所がビアサット側の主張を認める内容で、損害賠償金の発生が懸念された。キオクシアは到底容認できないと反論しているが、上場来高値からの下落率はついに-53%に達し、わずか1か月足らずで株価が半値以下になった計算だ。

PTS(私設取引システム)では前日終値比5000円超の反発を示しているが、日中の特別売り状態が続いたことで信用買い残の消化が十分に進んでいない。月曜日は祝日のため、火曜日の寄り付きでは追証による強制決済が一段の売り圧力となる可能性があり、引き続き警戒が必要だ。

半導体株全体に波及、アドバンテスト・東京エレクトロンも安値更新

キオクシアの急落は市場全体に波及した。日経平均への寄与度が高いアドバンテストや東京エレクトロンもザラバで直近安値を更新。いずれも25日移動平均線を大きく下回っており、チャートの悪化が鮮明だ。PTSでの戻りも限定的で、短期トレンドは下向きのまま推移している。

米国市場も全指数が下落、SOXは高値比-20%超

米国株市場ではダウ-0.77%、ナスダック-1.4%、S&P500-1.01%、SOX-1.63%と全面安。中国AI企業ムーンショットが新AIモデルを発表し、他社の収益成長を脅かすとの懸念が半導体株の売りを加速させた。イラン情勢の悪化も重なり、原油は81.42ドルまで上昇。Netflix決算後の急落、SpaceXのスターシップ打ち上げ試験中止による5.72%安(公開価格135ドルを下回る123ドル)など、売り材料が複数重なった。

SOXは高値から-20%を超え、一般的な弱気相場入りの基準に到達。遅行スパンの株価割れなど悪化サインが先行して点灯しており、雲割れが加わると三逆転となる水準まで接近している。

テクニカル面では悪化サインが複数点灯

日経平均は一目均衡表の雲の中に潜り込み、(1)転換線・基準線の逆転クロス、(2)遅行スパンの株価割れという2つの売りサインが点灯した。残る(3)雲割れが加わると「三逆転」となり、チャート上で最も警戒すべき状態に突入する。S&P500は雲がサポートとして機能しており、ラッセル2000はRSI50超・基準線上をキープするなど底堅い面も一部あるが、ナスダックは雲の中央付近まで下落しており週明けの動きが試金石となる。

日経先物は夜間取引で1000円弱上昇しているが、下げ幅2600円超の全戻しには程遠い。火曜日の寄り付きで再び雲の上に回復できるかが当面の最大の注目点だ。短期トレンドはなお下向きであり、焦った押し目買いには慎重な判断が求められる局面が続いている。

過去の予想