2026/07/22(水)の日本株予想

連休明け日経急騰、決算ラッシュ×金融政策で大荒れ警戒
的中率 100% (1◯ / 1件中)
注目銘柄平均騰落 +2.58%
◯1/△2/✕0/未検証2

■ 注目銘柄と結果

銘柄 予想 当日騰落 判定 コメント
キオクシア (285A) 逆張り +5.26% ◯ 想定通り 先週ストップ安→昨日+17%の急反発。安値5万1370円は前回決算(5月15日)翌日ストップ高時の5万1450円水準と一致し割安感から現物買いが流入。信用買い残は7月10日の1312万株から急減し需給改善。PTSでさらに4000円超の上昇示唆。7月31日決算が最大の焦点。
マイクロンテクノロジー 順張り - 未検証 前日比+11.61%。一目均衡表の雲を上抜け、RSIが50を回復。テクニカル面で回復の兆し。TSMCの製造価格引き上げ報道が半導体株全般の買い材料に。
サンディスク 中立 - 未検証 前日比+12%の反発も、一目均衡表の雲の中に留まりRSIも50未満。マイクロンとはチャート状況が異なり回復は道半ば。
ディスコ (6146) 中立 +2.62% △ 保ち合い 今週中に決算発表予定。AI・半導体関連の先行指標として注目度が高く、結果次第で半導体セクター全体への波及効果が見込まれる。
アドバンテスト (6857) 中立 -0.15% △ 保ち合い 来週以降に決算予定。東京エレクトロン、スクリーンHDとともに半導体製造装置の業績動向を確認する重要銘柄。

判定は 順張り=当日+0.5%超で◯/逆張り=当日+0.5%超で反発◯ 続落-0.5%超で✕/±0.5%以内は△。 海外株や日経先物など逆引き不可能な銘柄は「未検証」になります。予想は投資助言ではなく参考情報です。

■ 相場観・シナリオ

連休明けの日経平均、2000円超の急騰で高値引け

7月22日(水)の日本株市場は、連休明けとともに強烈な上昇でスタートした。日経平均株価は2000円超の上昇(+3.26%)で高値引けを達成し、TOPIXも+2.4%と幅広い業種が買われた。日経平均先物は6万7000円台に乗せており、本日の寄り付きも800〜900円高が見込まれる。

米国株:半導体主導で全指数が上昇

米国市場では、フィラデルフィア半導体指数(SOX)が+5.21%と大幅高をけん引し、全指数が揃って上昇した。TSMCが2027年の半導体製造価格を最大10%引き上げると報じられたことが半導体セクター全般の買い材料となり、マイクロンテクノロジーが+11.61%と急反発。一目均衡表の雲を上抜け、RSIも50を回復したことでテクニカル面でも回復の兆しが現れた。サンディスクも+12%上昇したものの、雲の中に留まりRSIも50未満と、回復は道半ばの状況だ。決算関連ではスリーエム(3M)が特別項目除く1株利益で市場予想を上回り、+19%高となった。

キオクシア:需給改善と割安感で急反発、7月31日決算が焦点

先週ストップ安を記録したキオクシアが昨日+17%超の大幅反発。PTSではさらに4000円以上の上昇が示唆されている。注目すべきは昨日の安値5万1370円で、これは5月15日の前回決算翌日にストップ高した水準(5万1450円)とほぼ一致する。割安感が意識されての現物買いが入ったとみられ、信用買い残も7月10日時点の1312万株から大幅に減少し需給面の重荷も軽くなってきた。次の最大の焦点は7月31日の決算発表で、AI向けNAND需要の収益化が確認できるかどうかが鍵を握る。

決算ラッシュと金融政策が重なる7月後半に警戒

今週はディスコ、信越化学の決算を皮切りに、来週以降はスクリーンHD、アドバンテスト、東京エレクトロンと国内半導体製造装置の主力銘柄の決算が続く。米国でも本日のアルファベット・テスラ、23日のインテルをはじめ、ハイパースケーラー各社の決算が相次ぎ、AI投資の収益化を巡る見極めが急加速する。

この決算ラッシュに重なるのが金融政策イベントだ。FOMC(7月28〜29日)と日銀金融政策決定会合(7月30〜31日)が同時期に開催される。新体制下で2回目となるFOMCでは、イラン系フーシ派によるサウジアラビアへの海上封鎖宣言に伴う原油高(84ドル台)がインフレ見通しに与える影響についての言及にも注目が集まる。ドル円は163円台と歴史的円安水準が続いているが、現時点では先物相場への影響は限定的で、口先介入を超えた実際の為替介入実施についても不透明感が残る。

日経平均は一目均衡表の転換線を回復したが、RSI50や基準線には届いておらず、上値抵抗はまだ存在する。TOPIXは基準線を超え相対的に強い形状を維持しており、チャートの評価は日経平均より高い。連休明けの急騰は「極端すぎる」水準であり、7月後半は決算・金融政策・地政学リスクが複合する局面として、上下どちらへも大きく振れやすい期間と認識しておく必要がある。

過去の予想